商業教育における「電子商取引」の役割　～教科「商業」の新たなる実学へのアプローチ～

平成２５年度の学習指導要領改訂に伴い、教科「商業」において科目再編が行われる。実社会において情報通信ネットワークの環境整備が進んでおり、インターネット人口普及率が世界高水準となるとともに、電子商取引も増加傾向にある。そこから、日本国内における電子商取引をめぐる実態を調査し、いかにして実社会にて通用する生徒を育成するか、科目「電子商取引」の指導環境から指導内容までを一考察するとともに、今後起こりうる課題を提案した。

千葉商大論叢

第50巻第1号