「中小ファミリー企業における業績財務データの推移に関する一考察―老舗ファミリー企業のケース・スタディに基づいて―」
ファミリー企業を資本金1億円未満の企業、資本金1億円以上の企業、上場会社に区分して事例により主要な業績財務データの推移について検討を行った。 ファミリー企業を資本金1億円未満の企業,資本金1億円以上の企業,上場会社に区分して事例により主要な業績財務データの推移について検討を行った。中小企業の方が上場会社に比べて,過去10年間の平均売上高成長率や平均自己資本利益率の相関関係が高く,資本金1億円未満の企業については相関関係が認められた。
『千葉商大論叢』
第55巻第2号233-250頁