本報告では,高等学校における商業科の減少及び少子高齢化の進行問題を踏まえ,大学 から学内における会計教育実践の場の充実及び高大連携等を通じた普通科高等学校の生徒 に対して会計リテラシーの必要性を周知,習得させるための教材提供が重要であると主張 した。上記の問題を対策するための事例として,瑞穂会及び ICT 帳簿を用いた会計教育 の実践及び実績を報告した。(渡邉圭(2022)「大学における会計教育に関する一考察-会計教育実践の場と高等学校への ICT 帳簿の普及 -(研究会報告)」『千葉商大紀要』60(2)、千葉商科大学国府台学会、169-171頁。)