観光庁HPで公開されている「都道県別観光入込客統計」のオープンデータを活用するための探索的な研究である。
気象庁HPで入手可能な気象のオープンデータもマージしたデータセットを生成した。
収集されている「県外宿泊客数」を目的変数、観光資源と気象データを説明変数とした回帰モデルを構築した。
分析は、地方区分ごとに行った。1地方区分内での県外宿泊客数の分布は歪んでいるため、常用対数変換したものを目的変数とした。
分析の結果、地方区分ごとでフィットにバラツキが生じ、当てはまりの悪い地方区分もあったが、北海道・東北地方、北関東地方、九州地方のフィットは比較的良く、覚知訪韓の特色を捉えることができた。