海外開発融資における本邦銀行による環境社会配慮確認の制度的枠組みの変化~赤道原則の採択前後に着目した分析~
担当:全般本研究は、民間金融機関における世界的な環境社会配慮確認のガイドラインである赤道原則(equator principles)の採択による我が国の銀行における環境配慮確認の変化を明らかにした。分析の結果、赤道原則の採択により、各銀行内で行内ガイドラインが策定され、事業案件によっては、事業計画策定の早い段階から銀行が関与することで早期からの環境配慮確認が可能となっていることが明らかとなった。(共著)杉本卓也・原科幸彦・森紀将
環境情報科学論文集25(環境情報科学センター)