「ブランド・リレーションシップに対する広告効果について―『消費者~ブランド』の関係を構築する手段としての広告の役割―」
ブランドと消費者間の関係構築に対して管理手法としてのマス広告の果たす役割を検討した。そのため、関係性マーケティング研究とそれに関連する広告研究を概観した。考察の結果、マス広告はIMCの一要素として位置づけることで、関係性管理に対して影響を与えられることが確認された。さらにマス広告の役割を①ウェブ支援型、②情報提供型、③コンテクスト型、④パートナーシップ型に分類することを提案した。
早稲田大学大学院商学研究科 修士論文、1~119頁。