中野香織、松本大吾、「マス広告とブランド・ウェブサイトの組み合わせが消費者の態度変容に与える影響~媒体接触の段階ごとの変化に着目して~」
日本消費者行動研究学会第36回消費者行動研究コンファレンス、アサツー ディ・ケイ
近年、広告業界ではクロスメディアが注目集めている。しかし先行研究では、その重要性は指摘されているが、複数媒体によるシナジー効果発生のメカニズムの解明には至っていない。そこで、複数媒体への接触からブランド態度の変容に至る消費者の情報処理プロセスにおけるシナジー効果の発生時点、およびマス広告接触後にブランドのウェブサイトを閲覧した場合とそうでない場合との消費者の閲覧行動の変化に焦点を当て検証を行う。