(編者:土方透)同名の日独国際シンポジウムをうけ、当日のコメント(106頁~112頁)および、新たに執筆した論文「宗教と経済の緊張関係――『中間考察』にみる動的歴史展開のモメント」(169頁~202頁)を掲載。論文では、救済宗教の論理と経済領域の論理との緊張関係について、(1)緊張の拡大、(2)妥協、(3)ラディカルな対応、(4)緊張の回避という4側面を抽出して分析することで、ヴェーバーの緊張関係論が、歴史の中に埋もれて見過ごされてきた事態を可視化する装置たり得ることを明らかにした。(共著者:カール・アッハム、ヨハネス・ヴァイス、姜尚中、荒川敏彦、細見和之)