「我孫子市における『提案型公共サービス民営化制度』の現状と課題」
Vol. 010。我孫子市の提案型公共サービス民営化制度は、市の全事業を対象に民間から委託・民営化の提案を募集するという制度である。同制度により行政コストは削減され、公共サービスの質も向上している。本稿では、同制度への提案内容と提案の実施状況を分析し、さらに筆者が同制度の全提案者に行ったアンケート調査の分析結果を参考に、同制度の実施における課題を明らかにし、提言を行った。我孫子市においては、市長のリーダーシップのもとで、他の地方自治体の先例となる同制度をさらに推し進めていくことが望まれる。
『PPPセンターレポート』
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