「女性の社会進出を取り巻く諸問題を考える」
第33集。女性の社会進出を取り巻く諸問題を解決するために3つの政策を検討した。第1に男女雇用機会均等法について、欧米の諸政策と比較し、日本の女性の職場における地位向上のための政策について考察した。第2に、育児休業制度の促進、そして行政による零歳児保育、時間延長型保育などの育児支援を提言した。第3に、配偶者控除による社会的損失を指摘し、GDPへの影響というマクロの視点から、配偶者控除の廃止を提言した。
『東洋大学大学院紀要』
第33集95~106