「地方自治体の公共サービスにおける受益と負担のあり方-名古屋市、京都市、我孫子市における行政改革の取り組み-」
国際公共経済学会(第21回学会大会) 大東文化大学
三位一体改革のなか、さまざまな挑戦に立たされている自治体が活路を求めて展開しようとしている「公民連携」への取り組みを取り上げた。はじめに、地方自治体の公共サービスの受益と負担の適合についての理論を取り上げた。次に、先進的な地方自治体の取り組みの現状を明らかにした。すなわち自治体の政策評価として、「受益者負担の妥当性評価」、「行政関与の妥当性評価」(官と民の役割分担評価)に対する名古屋市、京都市、我孫子市の手法を比較ならびに分析した。共同報告者:八巻節夫・齋藤香里