環境外部性の再考察:環境受容者アプローチとNashアプローチ
外部性の存在を前提とした環境税分析のモデルでは、一般に消費者は環境の質を所与として行動すると仮定される。その影響を考察するために、本稿では従来の環境受容者アプローチと、他者の消費量のみを所与とするNashアプローチとを比較する。
一橋学会編『一橋論叢』第131巻第6号