クラス内学力格差対策としてのブレンディッド・ラーニング:効果的な「ブレンド」をめざして
日本リメディアル教育学会第3回全国大会 (西南学院大学、福岡) 『大会発表予稿集』 p.113-114
Moodleを利用した授業実践に基づき、クラス内学力格差に対応する授業方式としてのBlended Learning (BL) の有効性と課題を論じた。この授業方式はLMSおよびCMCの利用によりテーラーメイドな学習経験を提供でき、またブレンド自体の副次的効果も期待できるが、学習者特性の把握が不十分な場合、その利点が活かしきれないこともある。これらを論じた上で、依存度の高い学習者の自律性養成とスキルアップを目的とした授業内BLの方式を提案した。