消費者の自発的参加行動の促進に向けたブランド・コミュニティの活用
メディアの多様化に伴い、消費者が受動的なターゲットからマーケティング活動の共同開発者として位置づけられるようになったことで、企業は消費者の自発的参加行動の重要性を認識するようになっている。本稿では、顧客との関係性構築を目指し、ブランド・コミュニティの積極活用を試みたヤナセバイエルンモーターズ株式会社の事例を分析することで、自発的参加行動を促進する企業側の戦略を明確化することを試みた。
『千葉商大論叢』第51巻 第2号
第51巻 第2号137~155