地域情報化の意義と展開-地域情報化による活性化の可能性-
日本企業経営学会第8回全国大会
1970年ごろから推進されたわが国の地域情報化は、公共事業の一環として行われたものであり、いわば開発主義的なものであった。そして、地域企業や地域住民は、当時の最新情報ツールの機能はおろかその活用の可能性すら理解せぬまま、情報化を受け入れてしまった。実は、この流れは、現在もなお続いているのである。本報告では、その原因を、ブーバーを手がかりに検証し、活性化の可能性を報告した。