『消費者と社会的課題:ソーシャル・コンシューマーとしての社会的責任』
本書では,消費を通じた社会的課題の解決という点から,消費者の社会的責任を検討した。本書を通じて主張されることは,消費者が消費を通じて社会的責任を果たすためには,消費を投票として捉え,特定の企業から商品を購入することを,それを製造・販売した企業に1票を投じると理解した上で,さらに消費がその後にもたらす影響を考え,消費を行うべきだということである。
千倉書房