船舶レーダによる紋別港周辺波浪場の観測
宮田大輔,永田隆一,森田浩一郎,後藤真太郎 波数と周波数の分散関係が,表層流速のドップラー効果によってシフトすることを利用し,時間的に連続したレーダ画像の3次元フーリエ変換画像から表層流速を算出する方法を提案した。この方法によって,船舶レーダによって沿岸の表層流速を監視することが可能となる。紋別港に設置した船舶レーダから得られたエコー画像に対してこの手法の検証を行った。
立正大学大学院地球環境科学研究科紀要
第4号,43-48