個体サイズに関連した休眠戦略の数理モデル
立正大学 文部科学省学術研究高度化推進事業オープンリサーチセンター(ORC)整備事業 平成15年度事業報告書
宮田大輔,上村佳孝 本研究では,大きい個体の休眠中生存率と環境変動の周期性をパラメタとし,異なる休眠戦略をとる2種が同一環境下で競合する場合を想定した数理モデルを構築し,その振舞いを調べた。その結果,大きい固体が休眠戦略する種が有利になるような戦略的安定条件を得た。