本書はRobert K. Jaedicke and Robert T. Sprouse,Accounting Flows-Income,Fund, and Cash(Prentice-Hall,1965)を翻訳したものである。本書は、経営者による財務管理や投資家による意思決定にとって必要な会計上の基本的な概念であるインカム・フロー(利益の流れ)、ファンド・フロー(運転資本の流れ)およびキャッシュ・フロー(現金の流れ)をアカウンティング・フローという新しい概念で総括し、統一的な説明を試みた書物である。現代財務管理叢書8巻の1つで、総頁数218頁。原編集者E,ソロモン、監訳者古川栄一。本書の翻訳担当・加古宣士(1-4章)矢澤秀雄(5章ファンド・フロー、6章キヤッシュ・フロー、7章比較と予測のための財務分析 103頁~209頁を分担)。