この原著はヨーロッパ委員会の環境・風土プログラム(環境変化の人間的側面)に沿って行われた実証研究である。ECOMACプロジェクトによる英・独・伊・オランダの先進企業への調査、及びケーススタディに基づいて、環境マネジメントと管理会計の効果的統合方法を提言したものである。文献研究の下に仮説を設定して、事例研究とアンケートの分析によって、論及しており、環境問題への対応とともに、方法論からも学ぶところが大きい。なお、原著は1999(平成11年)に出版された。分担:第1章環境管理会計の枠組みPP.21~114。第4章事例研究の一部PP.175~220。訳出者:矢澤秀雄、阿保栄司、青木章通。