環境影響評価法の見直し‐持続可能な社会づくりに資するものとなるか-
環境と公害
環境影響評価法(環境アセスメント法)施行10年を過ぎ、法改正にあたって寄稿した論文。当時のアセス法の制度の課題とともに運用実績を振り返るとともに、委員を務めた環境影響評価制度総合研究会での議論を踏まえてアセス法の改善の方向性を論じた。また、現行制度の改善にとどまらず、上位段階での環境配慮制度である戦略的環境アセスメントの導入、及び上位計画や総合計画へのアセスメントの適用の必要性についても論じている。