環境を、節約する必要の無い有り余る財、「自由財」としているために環境破壊の不安は漠然としている。環境は自由や人権と同じ様に次世代に損なうこと無く伝えなければならない「継承財」であり、稀少性が顕在化している。 kikyoは、環境の状態を測定する単位である。環境の状態を測定することで環境再生を委ねられた者の能力は明らかになる。再生された環境は市場での取引が可能となる。 行為には目的があり、目的を達成するためには費用を伴う。継続を求められる企業には、稀少性が明らかになった継承財の費消に対する責任が生じる。企業は、費消した継承財の測定方法があきらかになることでその責任から解放される。破壊した環境に相当する再生された環境を購入すればよいからだ。