公会計のこれから 子供にツケをまわさないために
政策法務
「子供にツケをまわさない」約束を守る能力のある首長には、これまで数字として表現できなかった財政改革の成果を将来の税金という数文字の数字で示すことが可能となる。住民に対する説明は、容易になる。株主に対して経営者が自己の行為の正当性を期間利益によって説明するのと同じだ。これからの公会計を実現にするために必要なのは、「子供にツケをまわさない」信念を持つ首長と、その信念を実現するために協力を惜しまない職員である。