分けることと分かること
第一法規 議員NAVI vol.33
民主政という制度ができたからといって、誰もがその制度を利用できるわけではありません。主権在民と憲法に掲げても、それが実現するわけではありません。「代表なければ課税なし」は絵空事、主権者であるはずの有権者は「税の支配者」ではありません。制度を必要としている人が、制度を理解していなければなりません。現職が期待に応えたのか、応えていないのかが分かる会計が必要です。私たちが歴史に学んでいれば、代表者を見分ける公会計が利用されるのは、そろそろですね。