子どもの参加権の法的考察-学校への子どもの参加権を中心に-
日本教育法学会 第29回定期総会
1990年代以降のインターネットを中心とした高度情報化の進展は、子どもにとっての学校や教育のあり方に大きな変化を与えてきた。また、国連子どもの権利条約の日本における発効によって、子ども固有の権利保障とその適切な行使が求められる。本発表では、子どもの学校への参加に焦点を絞り、その法的考察を試みた。共同発表の中で、特にITの活用によって高度化する子どもの学習権と参加との位置づけを担当した。