「わが国における福祉会計の史的展開-社会福祉法人会計制度の草創期を中心にして-」
社会福祉法人の会計制度のターニング・ポイントが三段階に分類できるときにその第一期を対象に検討を進めた。まだ社会福祉の制度そのものが近代化を迎えつつある戦後の時代にできた会計制度であるため、その内容の問題点を明らかにし、今日においてあるべき会計基準の諸相を指摘している。
千葉商大論叢第47巻第1号