A Study on the Relationship between Learner Autonomy and Academic Grades

「教員への依存」から「自律した学習者」は同一線上にあると考えられるが，その線上をうまく進む者，そうでない者と分かれる。本研究では，うまく進む者とそうでない者はどのような違いがあるのかを英語力によって学習者をわけて，質問紙による調査をした。質問紙の尺度としては，「教員への依存性」，「自己効力感」，「学習者の自律性」を先行研究より考案し質問紙に取り入れた。商経学部の英語学習者の１年生と２年生で成績別に６クラスずつを選び，その質問紙を与え調査を実施した。全体として，商経学部の学生は英語学習に関して自律しておらず，教師依存の中で自己効力感を高くしている学習者が高成績者であることが判明した。（英文）　酒井志延（４番目）他３名，pp.1-23

The Journal of Chiba University of Commerce 45巻,第4号