Der Tanzraum und das taenzerische Richtungsbewusstsein-Zur Gestaltung der Buehnentanzbewegung
クラシック・バレエの構造について、バレエ・ダンサーに要求される「二種類の方向意識」という点から論じた。二種類とは、(1)舞台空間の座標、 (2)身体の内部感覚によって意識される方向、であるが、前者は理性の所産であり、後者は人の身体がアプリオリに有する方向ということができる。身体を使った芸術が「二次的自然」としての「優美さ」を表出するとき、この二種類の方向意識の結合が不可欠であることを論じた。
「スポーツ運動学研究」
No4,p.55-66