生体の「リズムの引き込み」「自律制御機構」に関する理論的研究。具体的には、「小腸の機能を異にする運動形態(蠕動運動、分節運動)は、固有振動数の異なる局所リズムの相互引き込み(entrainment)によって生まれる」という生理学的知見に基づいてたモデルを作り、コンピュータ・シミュレーションを行った。このモデルにより、異なる運動形態の制御についてのみならず、日周期リズムの出現に関する生理学的事実を再現された。 共著者:Yoko Yamaguchi(山口陽子) Hiroshi Shimizu(清水博)