高齢社会の移動を支援するソフトカーの最高度制御と表示シス テム
わが国の高齢化の進行が著しいが、地方都市や大都市郊外などを中心に、全国的に車がないと移動できない状況が進んでいる。このことを分析し、交通基本法で移動権が規定されても、それが自動車による移動を前提とすることや、進行中の高齢者用モビリティが高齢者のニーズにあっていないことを指摘し、場所によって最高速度を変え、それを表示するソフトカーのシス テムが有効であると論じた。
『計画行政』
34 巻 2 号通番 107pp.17~22