大都市圏居住政策評価のためのシミュレーションモデル(その2)
論文10の続編。モデルの中心となる住宅探索ルーチンを中心に説明。このルーチンでは、住宅需要車は自らの所得のある割合を住宅費(賃料、ローン返済)にあて、それぞれが許容できる通勤時間内にあるゾーンで選択対象と考えるタイプの住宅を探索し、選択対象となる住宅が見つかった場合に新規住宅に入居し、見つからない場合は転居をあきらめると仮定して個人行動をシミュレートしている。
「オペレーションズ・リサーチ」
第25巻第1号