共著者:栗林隆、齋藤香里、里中恆志、篠原章、塚本正文、野村容康、半谷俊彦、村上睦、八巻節夫 本書は、大きく3部に分けられ、第1部は入門者用の基礎的なテキストである。第2部では、応用偏として財政が現実経済で政策としていかに機能するのかに関して論じている。第3部は、カレント・トピックスを扱ったのもであり、内容は学術論文レベルである。第1部の「予算のしくみ」では、わが国の予算制度を概説し、問題点を指摘した後、理論的に望ましい予算制度改革に関して言及した。第3部の「少子高齢化時代の財源選択」では、来るべき少子高齢化社会における望ましい税制に関して論じた。