構造化通信におけるプロトコル不整合のコスト解析
通信に関するサービス不能攻撃、SYNあふれ攻撃を通信プリミティブで表現し、そのコスト表現と解析のために置換、生成を追加した構文、操作意味論を定義している。正常な通信3ウェイハンドシェイク及びサービス不能攻撃のSYNあふれ攻撃の通信、置換、生成コストを算出している。また、通信型システムを提案し、3ウェイハンドシェイクは通信型で型付け可能、SYNあふれ攻撃は型付け不能であることを示し不整合の検証が行えることを示した。
千葉商大論叢
第45巻第2号