通信を基礎としたプログラミング言語のための構造化プリミティブ その1.記述と意味論
複数プロセス間の複雑な通信に基づくプログラミングのための構造化プリミティブを提案する。従来の言語や形式系では、一度きりの通信を表現する通信子はあるが、2者間の連続通信を表す構成子を代数的・理論的表現として捉えてはいなかった。これを表現するための構成子を定義し、単純な構成子とその組み合わせにより、多種の通信表現可能性とその役割を述べた。また、通信パターンの整合性の検証などに役立つことも示した。
コンピュータソフトウェア