(連載)Macintoshは、アートワークやDTPなどには向いているが、それ以外のビジネス用途には不向きではないではないかと思っているWindowsに汚染された人々に対して、データベースを中心としたMacintoshのビジネスソリューションの例示を連載の中で行なった。元来、Macintoshはパーソナルユースを目指してきており、WindowsやWindows NTのようにビジネス分野で成長してきたコンピュータではない。決定的なのは、SQL言語を核とする RDBエンジンに直接アクセスできるような、AccessやApproachのようなデータベースソフトウェアがなかった。しかし、昨今この情勢に変化があり、Macintoshは、RDBエンジンのクライアント側として必ずサポートされており、Macintosh上で動くRDBエンジンも現れてきた。この連載では、そんなMacintoshのデータベース環境を、実際にいろいろなシステムを作りながら紹介していった。その中で、RDBエンジンやフロントエンドとなるソフトウェアを挙げたが、これらは記事にあわせたかのように、発売開始されるようなものばかりであった。Macintoshのみならず、Windows95のソフトウェアを含めて、常に最新の情報を提供した。