ソフトウェア開発プロセスのモデル化およびその実行支援環境

ソフトウェア開発における生産性、保守性、そして再現性を向上させるためにソフトウェア開発プロセス自体をソフトウェアとして記述し、保守する試みがある。しかし、ソフトウェア開発プロセスは様々な要素から構成され、それらが複雑な構造を持つために、一般のプログラミング言語で記述するのは困難である。本研究では、ソフトウェア開発プロセスのモデルとして「プロセスネットモデル」を定義し、同時に、ビジュアルプログラミング環境により、その具体的な実行支援環境を与えた。

慶應義塾大学修士論文