ソフトウェアとは現実世界の一部をコンピュータネットワーク(仮想世界)上に表現したものと捉えることができる。つまり、ソフトウェア開発作業は、自然言語、物、その他で表現されたものを意味を変えずにプログラミング言語に変換していく作業である。このため、ソフトウェアを作成する上で、変換作業としてのプログラミングのみならず、変換工程全体の流れを管理していくことが重要である。本学会では、実際のプロジェクトの進行と同時に、ウォークスルー、スパイラルモデルなどの理論の解説を行なった授業について報告した。 共著者(共同発表者):柏木将宏 (共同発表のため分担不可能)