Questioning Out of Factive Clauses: with Special Reference to How Many Questions
単著・共著の別
単著
概要
本論考では,叙実節とhow many疑問文との関係を考察した。以前から,叙実節内の要素を尋ねる場合の制約として,節内の述部が'one-time only'なものであってはならない,ということが観察されてきた。しかし,そのような場合でもhow many 疑問文の場合には予測に反して容認可能性が高い。本論ではこのことを,how many 句がWH移動し,そのrestrictionが叙実節の外にあると仮定することにより,問題の制約を回避できると論じた。