その他

基本情報

氏名 小黒 岳志
氏名(カナ) オグロ タケシ
氏名(英語) OGURO, Takeshi
所属 商経学部
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

翻訳書、学会発表、講演、作品等の名称

Negation in Certain Rhetorical Questions in Japanese

単・共の別

単著

発行又は発表の年月

2014/03

発表学会等の名称

The 1st Florida Yearly Linguistics Meeting, held at Eckard College, Saint Petersburg, Florida, USA

概要

Caponigro & Sprouse (2007)の研究における興味深い主張は,修辞疑問文は,統語論上も意味論上も通常の疑問文と異なるところはなく,語用論上異なるだけであるというものである。具体的には,通常の疑問文とは異なり,修辞疑問文は,話し手も聞き手もその答えを知っている,というものである。本研究では,日本語の「ものか!」で終わるWH疑問文を扱い,それらが通常の疑問文とは異なり,常に否定的主張を行う,常に下がり調子で発音される,否定極性項目を認可する,「いったい」を認可しない,という特性を持っているという事実観察を行った。このことにより,Caponigro & Sprouseの研究ではとらえられない修辞疑問文が存在することを示した。また,その際に,Rizzi (1997)で提案されている分離CP仮説を採用した。

担当授業科目1

担当授業科目2

担当授業科目3