北海道幾春別川流域におけるタマネギ生産
日本地理学会春季学術大会
自然堤防上に古くから存在したタマネギ畑そして後背湿地に存在した水田は、米生産調整政策によって、後背湿地の水田までタマネギ畑が及ぶことになった。しかし、両者の作物生産力の相違はおのずから収益力の違いにもなって現れる。この地域は、自然堤防から後背湿地へと順に農家が入植しており、先着者の収益力の優位性が証明された発表となった。単独発表。