企業セクターにおける運営改革の取り組み
株式会社の本質を分析した上で、経営者支配の成立を論ずる。その上で日本企業における経営者支配の現状を分析し、我が国の監査役制度の限界と、近時ソニーなどの企業が取り入れた執行役員制について論究する。 そして、社外取締役を中心とする新たな取締役会の役割と限界を明らかにし、企業におけるガバナンス改革が必ずしも順調に進んでいるわけではないことを指摘する。
生協総研レポート
No.27