ドラッカー学説研究の展開過程
第2次大戦以後の日本経済の驚異的な高度成長を、思想ならびに実践のバックボーンとしての理論的支柱となったP・F・ドラッカーについての研究はそれほど多くない。本稿では、わが国におけるドラッカー研究の今日に至る発展過程を、藻利重隆・岡本康雄・三戸公というそれぞれ研究者の論評にしたがって概観する。それによってドラッカー思想と理論の意義を明らかにするものである。 本稿は加筆のうえ『ドラッカーの経営学』に転載された。
組織科学
第8巻第4号