ドラッカーの経営学~企業と管理者の正当性~
企業とはなにか、それは誰のものであり、なにを目的とするのか。そして企業を動かす経営者・管理者はどのように行動するのか。 本書はこの問題に深い洞察を加えたドラッカーとその研究者の学説を俎上にのせ、企業への制度的アプローチという方法を提唱した。それによって、現代企業の存在正当性を明らかにした。さらに管理者の正当性を企業の目的を達成することにもとめ、戦略策定、目標管理、分権的組織の構想を論じている。本書はドラッカー研究ではあるが、論旨はあくまでも経営者・管理者の正当性の根拠を求めたものである。
文眞堂