本書の「第1章 生協におけるギョーザ事件のショックと職員意識」を張能美希子と共同執筆した。これは食の安全安心を標榜する生協が、毒物の混入されたギョーザを販売し、食中毒を引き起こした。こうした深刻な事態が生協職員に与えた影響と意識の変化についての労働組合による実態調査の分析である。結果的に、事件による動揺はあるものの、一層安心安全にこだわることで信頼回復がなされるという自信をもった職員像がえられた。 共著者 張能美希子、西村一郎、山縣宏寿、土屋禎、福田裕行、柏原剛、卜部修吾、金靖郎、村上妙子、山下俊史、熊崎伸、麻生幸