本書の「第3章新しい管理の構想」を担当した。これは、ドラッカーの著作に基づいて経営者の課題を明らかにし、これを企業の経営、管理者の管理、従業員の管理であるとする。そして経営者は、企業の目的を利益ではなく、顧客の欲求に根拠を置く顧客の創造におくことが企業の社会的正当性を獲得するものだとする。そのうえで管理者には経営者的態度を持った管理をもとめ、従業員が意欲を持って働ける職務のあり方を提言したもの。 ドラッカー経営学における経営の基本的な考え方について論じている。共著者 三戸公,上田鷲,斎藤貞之,晴山俊雄,麻生幸