本書の「第7章管理組織の再編成」を担当した。ここでは、管理者が自立的意思決定をするためには組織の分権的なデザインが必要であるという観点から事業部制組織の現状と課題を分析した。 事業部制組織には生産技術上の制約があるが、そうした制約がある場合でも、擬似的な事業部を設定して分権的な単位を明確にし、そこで自立的な意思決定と業績の確認が行われることが管理者の責務を果たすことにになるとしたもの。本章は加筆のうえ『ドラッカーの経営学』に転載された。共著者 降旗武彦,岸田民樹,中川多喜雄,西口義展,赤岡 功,麻生幸