貸借対照表は、企業の財政状態を表示することを目的とする計算表である。そして、これには企業の所有するすべての資産とその金額、すべての負債とその金額およびすべての資本とその金額が含まれる。また、貸借対照表上での勘定分類は、明瞭に表示しかも正確に記載され、毎年首尾一貫して継続されなければならない。企業の資産は、様々な財源または資源から成る。しかし、資産として計上されるのは、企業が所有していること、原価で取得していること、および企業にとって価値があることの条件が満たされたものに限る。(pp.39-47) (共著者:新井益太郎、佐藤正雄)(共同研究につき本人担当部分抽出不可能。)