倒産企業の会計政策
企業会計は、経理自由の原則のもとに弾力的な領域が存在する。この弾力的な領域を、どのように判断し、会計処理するかによって会計数学が異なってくる。この判断が会計政策である。会計政策は、制度によるもの、会計方針によるもの、経営構造の改善によるもの等、その内容が異なる。倒産企業には、これらの会計政策が短い期間にすべて現れる傾向があることを明らかにしたものである。(pp.65-95)
『千葉商大論叢』第38巻第3号(千葉商科大学)