「会計原則一覧表」は、1937年 7月にアメリカ会計士協会・サンダース委員長の下、ハットフィールド、ムーアの3人の学者によって作成された会計原則である。当該会計原則は、その後のアメリカ会計原則の規準となり、会計実務に対しても多大な影響を与えた。また、わが国の『企業会計原則』も、当該会計原則の影響を多大に受けている、と言われている。基本的な考え方としては、会計の基礎は資本と利益の区分であること、会計原則は一般的な承認があること、会計原則を公式化すべきことなどが提唱されている。(pp.35-45)(共著者:新井益太郎、佐藤正雄)(共同研究につき本人担当部分抽出不可能。)