『業績評価』
業績評価は、権限の委譲に伴い、その責任としての仕事の達成度を測定するためのものである。元来、業績評価は、部門管理者以下を対象とする、ミドル・マネジメントおよびロワ-・マネジメントの色彩が強かった。しかし、経営者も企業の総合的な評価を受ける被評価者である。この意味から、業績評価という視点から、管理会計を体系化することも、重要な意味がある。そして、これにより、能力開発、動機づけ、報奨、人事管理、次期への情報提供など各種の利用目的のために、有益な業績評価情報の作成が可能となる。(p.105)
総合法令